東京外為市況=リスク選好のドル買いで123円台前半

2015/12/02 17:00:45

 2日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=123円台前半。
 さえない内容となった米経済指標を背景に、ドル売り・円買いが優勢となった海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は122円台後半で始まった後、日経平均株価が軟調に始まったものの、引けにかけて下げ渋ったほか、上海株価が堅調に推移したことから、リスク選好のドル買い・円売りが強まり、123円台前半での推移となっている。本日は米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長やタルーロ理事、アトランタ、サンフランシスコ両連銀総裁らの発言が予定されており、全体的には12月利上げの可能性が高いというメッセージが予想されるため、4日の米雇用統計を前にドル買いが強まる可能性もありそうだ。

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