東京外為市況=米雇用統計を控え、122円台後半

2015/12/04 17:00:45

 週末4日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=122円台後半。
 欧州中央銀行(ECB)の追加金融緩和策が景気回復に不十分とみなされ、ユーロが主要通貨に対して急伸し、ドル円相場にも波及した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は122円台後半で始まった後、軟調に始まった日経平均株価が引けにかけて下げ幅を拡大したことで、投資家のリスク回避姿勢が強まったため、安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となり、一時は122円台半ばを付ける場面も見られたが、今夜の11月の米雇用統計を控えて積極的な売買は手控えられ、122円台後半での推移となっている。米雇用統計が注目されるが、市場予想では非農業部門就業者数が前月比20万人増(前月27万1千人増)となっている。前月からは減速することが見込まれるものの、極端に悪化しない限り、年内利上げが揺らぐことはないとみられる。前日に急激なドル安・ユーロ高となった反動で、米雇用統計発表後はドルが大幅に上昇する可能性もあるという。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ