東京外為市況=円相場は123円台前半でもみ合い

2015/12/07 16:53:12

 週明け7日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=123円台前半での取引。  前週末の海外市場は、11月の米雇用統計で景気動向を敏感に映す非農業部門就業者数の増加幅が市場予想を上回ったことから、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ開始が確実視され、ドル買い・円売りが優勢となった。東京市場はこの流れを引き継いで、1ドル=123円台前半で始まった。ただその後は、新たな手掛かり材料に欠ける事から、同水準でもみ合う展開となった。市場では「米国の利上げは既に織り込み済みとの見方が大勢で、一段のドル買いには繋がらなかった」との指摘が聞かれた。また、利上げペースが緩やかになるとの見方もドルの上値を抑える要因なったとみられる。

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