東京外為市況=株安を受けて円買い優勢

2015/12/09 16:51:06

 9日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=122円台後半での取引。  海外市場の流れを引き継いで、東京市場は123円付近で始まった。その後は東京株式市場が大幅続落となり、投資家がリスク回避姿勢を強めたため、ドル売り・円買いが優勢の展開。一時122円60銭付近まで円高に振れた。朝方発表された日本の10月機械受注が市場予想を大幅に上回る良好な数字となり、日銀による追加緩和観測が後退したことも円買い要因となった。ただ市場筋は「来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが確実視されるなか、円が一段高となる可能性は低いだろう」と指摘した。

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