東京外為市況=円相場は上伸、約1カ月半ぶりの121円台前半

2015/12/10 16:49:04

10日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=121円台後半。株式市場の下落を受けてリスク回避的な円買いが優勢となった海外市場の流れを引き継いで、朝方の東京市場は1ドル=121円台前半まで円が買い進まれ、約1カ月半ぶりの円高水準を付けた。東京株式市場の下落も円買いを誘う格好となった。ただ、その後は持ち高調整のドル買いが見受けられ、概ね121円台後半でもみ合い推移となった。市場では「来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ開始が確実視されるなか、米卸売在庫がマイナスに落ち込んだほか、卸売売上高の伸びが鈍化したため、利上げ後の米国経済の失速を懸念し、ドルを売る向きがみられた」との指摘が聞かれた。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ