東京外為市況=円相場は122円を挟んでもみ合い

2015/12/11 16:46:00

 週末11日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=122円絡み。  前日の海外市場の流れを引き継いで、東京市場は1ドル=121円台後半で始まった。その後は、東京株式市場の堅調推移を眺めて投資家のリスク回避姿勢が後退したため、円売り・ドル買いが優勢となり、122円台前半まで円が弱含みとなった。ただ、特段の手掛かり材料に欠けたため、取引中盤以降は122円を挟んでもみ合う展開となった。市場では「今夜発表される米小売売上高、卸売物価指数(PPI)が、予想通り前月から改善すれば、ドル買いが優勢になるだろう」との指摘が聞かれた。

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