東京外為市況=株価持ち直しを受け、121円台前半

2015/12/21 16:55:40

 週明け21日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=121円台前半。  米株価の下落を背景に投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが強まった海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は121円台前半で始まった後、日経平均株価が軟調に始まったことで、一時は121円割れを試す場面も見られたが、株価が引けにかけて下げ渋ったことからドル買い・円売りが優勢となり、121円台前半での推移となっている。市場では、原油が下げ止まらないことで投資家のセンチメントが改善しないほか、日銀の補完措置に対する失望感も尾を引いており、ドル買い・円売りを入れにくいムードになっているという。

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