東京外為市況=120円台前半でこう着

2015/12/29 17:01:30

 29日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=120円台前半。
 前日の海外市場では、原油価格の下落や株式市場の軟化を受けて、投資家のリスク回避姿勢が強まったため、円買い・ドル売りが優勢となった。東京市場はこの流れを引き継いで120円台前半で始まった。その後は、年末を控えて取引参加者が少なく、全般に積極的な商いが見送られたため、概ね120円30銭付近の狭いレンジでの値動きに終始した。市場では「新たな取引材料もなく、持ち高調整主体の商いだった」との声が聞かれた。

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