東京外為市況=日本と中国の株安を背景に円買い優勢

2016/01/04 17:00:43

 年明け4日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=119円近辺。
 米雇用関連指標の悪化などを受けて円高・ドル安基調となった昨年末の海外市場での流れを引き継ぎ、朝方は1ドル=120円台前半での取引。その後は、日経平均株価や上海総合指数が大幅下落となり、これを受けてリスク回避姿勢が強まったことから、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きがさらに広がる格好。同119円近辺まで急速に円高・ドル安が進行した。市場からは「株安の流れがさらに続くようだと、円はますます買われやすくなる可能性がある」との声も聞かれた。

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