東京外為市況=株価の一段安を受け、117円台前半

2016/01/12 16:57:04

 連休明け12日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=117円台前半。
 中国経済の先行きに対する警戒感から、投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となった海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は117円台後半で始まった後、輸入企業によるドル買い・円売りに、一時は118円乗せを試す場面も見られたが、軟調に始まった日経平均株価が引けにかけて下げ幅を拡大し、引け際には一時500円超安となったことで、円買い・ドル売りが強まり、117円台前半での推移となっている。市場では、前週に続き株価動向をにらんだ展開が予想され、内外株価が軟調なら117円台を割り込む可能性もあるという。

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