東京外為市況=日中株価の切り返しを受け、118円近辺

2016/01/14 17:01:42

 14日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=118円近辺。  米株価の大幅下落を受けて投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが強まった海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は117円台前半で始まった後、軟調に始まった日経平均株価が一時1万7000円の大台を割り込んだことで、円買い・ドル売りが優勢となる場面も見られたが、中国株価がプラス圏に切り返したことを背景に、日経平均も急速に下げ幅を縮小したため、118円近辺での推移となっている。市場では、中国不安や原油安が落ち着かない限り、リスクオンのドル買い・円売りは手控えられるという。

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