東京外為市況=株価のマイナス転落を背景に、117円台後半

2016/01/15 16:50:35

 週末15日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=117円台後半。
 原油相場や米株価の上昇を背景に、投資家のリスク回避姿勢が後退し、比較的安全な通貨とされる円を売ってドルを買う動きが強まった海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は118円台前半で始まった後、堅調に始まった日経平均株価が引けにかけてマイナス圏に転じたため、ドル売り・円買いが優勢となり、117円台後半での推移となっている。また、日銀の黒田総裁が参院予算委で「現時点で追加緩和の考えはない」と発言したことも円買い材料となったようだ。

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