東京外為市況=上海株の上昇を受けて、円は軟化

2016/01/19 17:04:29

 19日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=117円台後半。
 東京市場は1ドル=117円台前半で始まった。その後は、中国の国内総生産(GDP)は市場予想と一致したものの、小売売上高や鉱工業生産がやや弱い内容となったため、円買いが優勢となる場面がみられたが、東京株式市場が反発に転じたことや、中国・上海総合指数の上昇を眺めて、投資家のリスク回避姿勢が後退したため、一転して円売り・ドル買いが優勢となり、117円台後半まで円安が進行した。市場筋は「中国GDPが予想の範囲内となり、中国経済への過度の警戒感が後退したようだ」と指摘した。

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