東京外為市況=株価急伸を眺めて、円は118円台前半に軟化

2016/01/22 17:00:25

 週末22日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=118円台前半。
 前日の海外市場は、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がECB理事会の後、3月にも追加緩和を実施する可能性を示唆したことで、欧州株式市場が上昇し、投資家のリスク回避姿勢が後退。相対的に安全な通貨として買われていた円を売る動きが優勢となった。東京市場はこの流れを引き継いで、1ドル=117円台後半で始まった。その後は週末要因から持ち高調整のドル売り・円買いが見受けられたものの、午後に入り東京株式市場が上げ幅を拡大したため、再び円売りが優勢となり、118円台前半まで円安に振れる展開となった。

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