東京外為市況=狭いレンジ内取引

2016/01/28 16:54:42

 28日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=118円台後半。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)では、市場の大方の予想通り政策金利の据え置きが決定されたが、同時に発表されたFOMC声明では、次回3月会合での利上げの可能性が排除されなかったことで、市場には3月利上げへの警戒感が燻り円売り・ドル買い圧力がかかる格好。こうした中、日経平均株価や上海総合指数が下落したことを眺めた円買い・ドル売りも見受けられ、ドル・円相場は売り買いが交錯して概ね1ドル=118円台後半での狭いレンジ内取引となった。市場関係者は「明日に日銀金融政策決定会合の結果公表を控えており、この内容を見極めたいとの思惑が働いたことで積極的にポジションを傾けづらくなった面もあったようだ」と指摘した。

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