東京外為市況=日銀の決定受け、一時121円台まで円は急落

2016/01/29 16:38:09

 週末29日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=120円台後半。
 午前中は、日銀の金融政策決定会合の行方を見極めたいとの思惑から様子見ムードが漂い、積極的な商いが控えられて概ね1ドル=118円台後半でのもみ合い推移。午後に入ると、日銀が決定会合でマイナス金利の導入を柱とする追加金融緩和を決定し、当座預金の超過準備に付く金利(付利)をマイナス0.1%に引き下げた。予想外の金融緩和となり、円は対ドルなどで売り殺到し、一時は昨年12月下旬以来およそ1カ月ぶりの円安・ドル高水準となる同121円台前半まで円は急落。その後は、急速に進んだ円売りの反動からの買い戻しと、日経平均株価の大幅高を眺めた円売りが交錯し、概ね同120円台後半での値動きとなった。

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