東京外為市況=株・原油安を背景に、120円台半ば

2016/02/02 17:01:14

 2日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=120円台半ば。
 前日の米国市場で株価や原油相場が下落したため、投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となった流れを引き継ぎ、円相場は120円台後半で始まった後、日経平均株価が軟調となったことでリスク回避姿勢が強まり、120円台半ばでの推移となっている。豪中銀が政策金利を据え置いたものの、声明内容がハト派と受け止められ、豪ドルが売られたこともドル円に波及した面もあるようだ。市場では、5日の米雇用統計を控えてポジションを傾けづらいとの見方が強まっており、ドル円は週末に向けて狭いレンジ内での推移が予想されるという。

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