東京外為市況=株価下落で円買い優勢、119円台後半

2016/02/03 17:01:08

 3日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=119円台後半。
 前日の米国市場で原油安の進行で米株価が下落したことを受け、投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが強まった地合いを引き継ぎ、円相場は119円台後半で始まった後、日経平均株価も大幅安となったことで、円買い・ドル売りが優勢となる場面も見られたが、円買い一巡後は日経平均が下げ止まったことに加え、上海株が下げ幅を縮小したことから、119円台後半に巻き戻される展開となっている。市場では、原油安をきっかけに世界的に株価が下落しているため、リスク回避姿勢が広がっている。当然、この流れを止めるためには、原油と株価が落ち着きを取り戻す必要があるという。

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