東京外為市況=株価動向を眺めながら、118円近辺

2016/02/04 17:02:15

 4日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=118円近辺。
 前日の米国市場で雇用関連指標や製造業の景況感指数が市場予想を下回ったうえ、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が早期の追加利上げに慎重な姿勢を示し、ドル売り・円買いが加速した流れを引き継ぎ、円相場は118円台前半で始まった後、日経平均株価が軟調に始まり下げ足を速めたことでドル売り・円買いが優勢となり、一時は1月26日以来約1週間ぶりに117円台後半を付けた。ただ、その後は日経平均が引けにかけて下げ渋ったことに加え、上海株が堅調となったことで、118円近辺での推移となっている。ただ、株価動向を眺めながら水準調整が続いたため、方向感に乏しい展開となった。

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