東京外為市況=FRB議長の議会証言待ち

2016/02/10 16:53:31

 10日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=115円付近で推移。
 海外市場の流れを引き継いで、東京市場は1ドル=115円台前半で始まった。その後は、東京株式市場が大幅続落となったため、リスク回避的な円買いが優勢となり、一時114円台前半まで円高・ドル安に振れる展開。しかし、急激な円高進行への警戒感に加え、東京市場休場を控えた持ち高調整の動きから、取引終盤には115円付近まで円安方向に切り返す展開となった。市場では「今夜のイエレンFRB議長の議会証言の内容を見極めたい」との指摘が聞かれた。

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