東京外為市況=株の伸び悩みを受け、円売りは一服

2016/02/16 17:00:33

 16日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=114円台半ば付近。
 日経平均株価が一時前日比で300円超の大幅続伸となったことを受けてリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨とされる円は対ドルなどで売られる格好。一時は1ドル=114円80銭台まで円安・ドル高が進行したが、その後は日経平均株価が伸び悩み小幅続伸で取引を終えたため、円売りの流れは一服して同114円台半ば付近での取引となった。市場からは「世界経済に対する先行き懸念が完全に払拭されたわけではなく、115円を試すにはさらなる材料が必要」との声も聞かれた。

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