東京外為市況=112円台後半での取引

2016/02/22 16:51:47

 週明け22日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台後半。
 原油相場の下落や欧米株安を受けて、投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となった海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は112円台半ばで始まった後、日経平均株価が堅調となったうえ、中国株価も堅調に推移したことで、リスク回避姿勢の後退とともに円売り・ドル買いが強まり、一時は113円台を付ける場面も見られたが、世界経済の先行き懸念が根強いことで、同水準では戻り待ちの円買い・ドル売りに押し戻され、112円台後半での推移となった。市場では、米経済の指標好転が鮮明にならない限り、円安・ドル高の流れにはなりづらいという。

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