東京外為市況=一時約2週間ぶりの円高水準を付けるも、112円台前半

2016/02/24 16:45:21

 24日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=112円台前半。
 原油相場や欧米株価の下落を受け、投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが強まった海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は111円台後半で始まった後、日経平均株価が下げ幅を拡大するとともに、一時は2月11日以来約2週間ぶりの円高水準となる、111円台半ばを試す場面も見られたが、引けにかけて日経平均がやや下げ渋ったうえ、軟調に始まった中国株価が引けにかけてプラス圏を回復したことでドル買い・円売りが優勢となり、112円台前半での推移となった。

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