東京外為市況=株価動向に振り回され、112円近辺

2016/02/25 16:49:50

 25日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=112円近辺。
 原油相場や米株価の上昇を受け、投資家のリスク回避姿勢が後退し、比較的安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となった海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は112円近辺で始まった後、堅調に始まった日経平均株価が引けにかけて上げ幅を拡大したことで、円売り・ドル買いが強まり、一時は112円台半ばを付ける場面も見られたが、中国株価が大幅安となったことで、112円近辺に巻き戻される展開。市場では、26日から始まる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を控えており、ポジションを一方的に傾ける状況にはないという。

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