東京外為市況=円相場は軟調、114円台前半

2016/03/03 17:01:10

 3日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=114円付近で推移。
 前日の海外市場では、米国の良好な経済指標を受けて円売りが先行する場面がみられたものの、最近の急速な円安進行への警戒感や、持ち高調整のドル売りが見受けられたため、113円台前半まで円高・ドル安に振れる展開。東京市場はこの流れを引き継いで始まった後は、東京株式市場の堅調推移を受けた投資家のリスク回避姿勢の後退を受けて、114円台前半まで円は軟化した。ただ、中国・上海総合指数が不安定な値動きとなったため、その後は114円付近でもみ合う格好となった。市場では「明日の米雇用統計待ちとのムードも強まっている」との指摘が聞かれた。

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