東京外為市況=日銀決定会合を受けた株安を背景に、113円台前半

2016/03/15 17:00:44

 15日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=113円台前半。
 欧米株価の上昇を背景に、ドル買い・円売りが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は113円台後半で始まった後、午前中は日銀の金融政策決定会合を控え見送りムードが強く、113円台後半で小動きとなっていた。ただ、その後に日銀が予想通り、金融政策の現状維持を発表したものの、景気判断を下方修正したことで日経平均株価が下落したため、円買い・ドル売りが優勢となり、113円台前半での推移となっている。日銀の黒田東彦総裁の記者会見も行われたが、特に手掛かりとなるような発言は聞かれなかったことから、ほとんど材料視されなかったようだ。

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