東京外為市況=FOMCを控える中、113円台後半

2016/03/16 17:00:04

 16日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=113円台後半。
 海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は113円台前半で始まった後、日経平均株価が軟調に始まったことで、一時は113円を割り込む場面も見られたが、米コロンビア大学のスティグリッツ教授が「現時点では消費税を引き上げる時期ではない」と発言。また、日銀の黒田東彦総裁がマイナス金利で「理論的な(引き下げ)余地は相当ある」と国会で答弁したことから、円売り・ドル買いが優勢となり、113円台後半での推移となっている。ただ、日本時間17日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表や、FOMC後の米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の会見などを控え、模様眺め気分も強まっているようだ。

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