東京外為市況=株価の乱高下に振られる中、111円台後半

2016/03/17 17:00:58

 17日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台後半。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利の見通しが下方修正され、利上げがより緩やかに進むとの見方が広がり、ドル売り・円買いが強まった海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は112円台後半で始まった後、日経平均株価がじり高で始まったことに歩調を合わせて113円付近を試す場面が見られる一方、株価の急落を眺めてリスクオフの円買いが活発化し、2月25日以来112円を割り込んだ。その後の欧州市場でも、FOMCの結果を受け改めてドル売り・円買いが優勢となり、111円台後半での推移となっている。

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