東京外為市況=112円台前半での取引

2016/03/30 16:56:53

 30日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台前半での取引。
 前日に海外市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が追加利上げの時期を慎重に判断する考えを示したことで、早期の利上げ観測が後退し、ドルを売って円を買う動きが加速した。東京市場では海外の流れを引き継いで始まった後、午前はもみ合う展開。午後は日経平均株価の下落を意識した円買いがみられ、円はじり高歩調で推移した。市場筋は「イエレンFRB議長のハト派的な講演で米株式は堅調に推移したが、日本株は軟調となり円は強含んだ」と指摘した。

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