東京外為市況=112円台前半での取引

2016/04/01 11:03:01

 1日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台前半での取引。
 前日の海外市場では、低調な米週間新規失業保険申請件数を受けてドル売り・円買いが強まる場面があったが、その後は原油価格の上昇や年度末要因などにより円安方向に戻した。東京市場では海外の流れを引き継いで始まった後、日経平均株価の下落を眺めて円が強含んでいる。日銀が朝方発表した企業短期経済観測調査(短観)で企業の景況感悪化が示されたことも、比較的安全な資産とされる円が買われる材料になった。

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