東京外為市況=株安などを受け、111円台半ば

2016/04/04 17:04:50

 週明け4日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台半ば。
 前週末の米雇用統計や製造業景況指数は堅調だったが、米国の早期利上げ期待を高めるほどの内容ではなかったため、ドル売り・円買いが先行した地合いを引き継ぎ、円相場は111円台後半で始まった。その後、時間外取引の原油相場が軟調に推移しているうえ、日経平均株価が軟調となったことで、ドル売り・円買いが優勢となり、一時111円台前半を付けたが、一巡後はやや円安方向に戻している。市場では、米利上げ観測の後退により、円高・ドル安基調への意識が高まっているという。

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