東京外為市況=株価の一段安などを受け、一時110円台前半

2016/04/05 17:00:47

 5日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台半ば。
 原油相場や米株価が下落したことを受け、投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は111円台前半で始まった後、軟調に始まった日経平均株価が引けにかけて一段安となり、3月1日以来1万6000円の節目を割り込んだことから、円買い・ドル売りが優勢となり、3月18日以来約2週間ぶりに111円を割り込んだ。その後も、3月17日の高値を割り込んだことで、ストップロスの円買い・ドル売りが強まり、14年10月以来110円台前半を付ける場面も見られたが、円買い一巡後は110円台半ばでの推移となっている。

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