東京外為市況=介入困難との見方を背景に、108円台半ば

2016/04/07 17:00:50

 7日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ば。
 米国の利上げ観測の後退を背景に、ドル売り・円買いが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は109円台後半で始まった後、110円を割り込む円相場に対し、財務省幹部が「直近の為替相場は偏った動き」、「必要な場合は適切な措置をとる」などと口先介入を行ったうえ、昼前にも菅官房長官も「足元の為替相場で一方向に偏った動きが見られている」とけん制したが、ドル安・円高の流れに歯止めは掛からず、むしろ5月の主要国首脳会議(サミット)を前に議長国である日本がドル買い・円売り介入を実施しづらいとの見方から、円買い・ドル売りが強まり、2014年10月以来約1年5カ月ぶりに108円台半ばでの推移となっている。

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