東京外為市況=リスク回避姿勢の後退から円は軟調、一時109円台前半

2016/04/13 16:37:32

 13日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 前日の海外市場では原油価格の上伸や株式市場の堅調推移を眺めて、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円が売られる展開となった。東京市場はこの流れを引き継いで、1ドル=108円台後半で始まった。その後は、東京株式市場の大幅上昇を背景に円売りが継続し、一時109円台に乗せた。市場筋は「本日発表された中国貿易統計で、輸出が9カ月ぶりに前年比でプラスとなったことも投資家のリスク回避姿勢を後退させたようだ」と指摘した。

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