東京外為市況=111円台前半で小動き

2016/04/27 16:54:57

 27日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台前半。  前日の海外市場では、原油相場の上昇を背景に投資家のリスク回避姿勢が後退し、比較的安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが先行した流れを引き継ぎ、円相場は111円台前半で始まった後、軟調に寄り付いた日経平均株価が下げ幅を拡大したことで、一時は111円割れを試す場面も見られたが、その後に株価が下げ渋ったうえ、日銀の追加緩和への期待感を背景にした円売り・ドル買いに支えられ、111円台前半での推移となっている。市場では、明日の日米金融政策の結果公表を控え、今夜の欧米市場でも模様眺め気分が強まる可能性が高いという。

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