東京外為市況=日銀の追加緩和見送りを受け、108円台前半

2016/04/28 16:42:35

 28日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。  注目のFOMC声明は、海外経済のリスクは削除される一方、景気認識が下方修正され、強弱まちまちとなり、発表直後上下動したが、最終的にはドル買い・円売りが優勢となった。東京市場でも海外市場の地合いを引き継ぎ、111円台半ばで始まった後、早朝発表の3月の全国CPIが予想よりも弱めな内容となり、日銀の追加緩和への期待がやや広がったため、一時は111円台後半を付けた。ただ、日銀の金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決めたことから、株価が急落するとともに、追加緩和を期待していた向きからの円買いが殺到し、108円台前半での推移となっている。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ