東京外為市況=円は強含み、106円台前半

2016/05/02 17:00:16

 2日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。
 日銀が4月28日の金融政策決定会合で追加緩和を見送ったことを受けて、円買い・ドル売りが優勢となった流れが継続。東京市場は1ドル=106円40銭付近で始まった後は、東京株式市場の値動きを眺めて上下に振れたものの、概ね106円40銭〜50銭台の狭いレンジでもみ合いとなった。欧州勢が参加した取引終盤はやや円買いが優勢となり、106円台前半まで円が強含みとなった。前週末に米財務省が日本の為替政策を「監視対象」としたことで、日銀による円売り介入が困難との見方も円買いを誘っている。ただ、麻生財務相は投機的な動きに対して「必要に応じて対応する」と介入も辞さない姿勢を示している。

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