東京外為市況=米雇用統計待ちのなか、107円を挟んでもみ合い

2016/05/06 17:01:33

 週末6日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円付近。
 東京市場が連休で休場となるなか、3日の海外市場では一時1ドル=105円台まで円が急騰した。しかし、麻生財務相、黒田日銀総裁、安倍首相が相次いで急激な円高に懸念を示したことで、円高が一服し、連休明け6日の東京市場は107円台前半で始まった。その後は東京株式市場の動きに連れて上下に振れるなか、概ね107円台前半で推移したものの、中国・上海総合指数が下げ幅を拡大したため、リスク回避的な円買いが優勢となり、取引終盤には一時106円台後半を付けた。市場筋は「今夜は米雇用統計の発表を控えており、積極的な商いを見送る向きが目立った」と指摘した。また「雇用統計が弱い内容であれば、米国の利上げ観測が後退し、再び円買い圧力が強まる可能性がある」との声も聞かれた。

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