東京外為市況=107円台半ばでの取引

2016/05/09 10:21:43

 週明け9日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台半ばでの取引。
 先週末の海外市場では、弱い内容の米雇用統計を受けて一時円高に振れたが、その後は株高を背景に投資家の積極姿勢が強まり、比較的安全な資産とされる円を売ってドルを買う取引が優勢となった。東京市場では海外の流れを引き継いで始まった後、円が弱含んでいる。市場では「利益を確定するための円売りドル買いも出ているが、新たな材料が乏しいため、1ドル=108円台を試す展開にはならないだろう」との声があった。

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