東京外為市況=株価動向などを受け、109円台半ば

2016/05/18 17:00:07

 18日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台半ば。
 前日の海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は109円近辺で始まった後、朝方発表された1〜3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値が市場予想を上回る好調な内容となり、日銀による追加金融緩和期待が後退したことを受け、円買い・ドル売りが強まったため、一時は108円台後半を付けていた。ただ、その後はGDPを受け軟調に始まった日経平均株価が一時反発に転じるなど下げ渋ったほか、午後に欧州勢が参入すると、米国の早期利上げへの思惑などから、円売り・ドル買いが優勢となり、109円台半ばでの推移となっている。

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