東京外為市況=株価がプラス圏を回復したことを受け、110円台前半

2016/05/20 17:03:01

 週末20日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台前半。
 原油相場や欧米株価の下落を受け投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は109円台後半で始まった後、軟調に始まった日経平均株価が引けにかけてプラス圏を回復したため、円売り・ドル買いが優勢となり、110円台前半での推移となっている。ただ、財務省が麻生財務相とルー財務長官が21日に会談すると発表したことから、積極的にドルを買い進むことは手控えられたようだ。

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