東京外為市況=円相場は110円付近でもみ合い推移

2016/05/25 16:44:01

 25日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円付近。  前日の海外市場では、欧米の株式市場の上昇を眺めて、投資家のリスク回避姿勢が後退。相対的に安全な通貨とされる円を売る動きが先行した。東京市場はこの流れを引き継いで、1ドル=110円付近で始まった。その後は、東京株式市場の上昇を受けて、110円20銭台まで円が弱含みとなったが、商い一巡後は再び110円付近に水準を戻してもみ合い推移となった。市場では「米国の利上げ観測からドルの先高観が強まっているが、伊勢志摩サミットや週末に予定されるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控えて、様子見ムードが強まっている」との指摘が聞かれた。

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