東京外為市況=イエレン議長の講演待ちで動意薄

2016/05/27 16:43:57

 週末27日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台後半。  海外市場の流れを引き継いで、東京市場は1ドル=109円台後半で始まった。その後は、決め手材料に欠けることから積極的な商いが見送られ、同水準でもみ合い推移となった。安倍首相が消費税増税の延期の方針を固めたと一部で報じられたが、円相場への影響は限られた。市場では「今夜は米国の国内総生産(GDP)の発表や、イエレン米連邦準備制度理会(FRB)議長の講演を控えており、様子見ムードが強まった」との指摘が聞かれた。また、週明け30日の米国市場が休場となることも、商いが見送られる要因になったとみられる。

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