東京外為市況=株価上昇を眺めて、107円台後半

2016/06/07 16:59:58

 7日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。  米株価や原油相場の上昇に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の講演を背景に、ドル買い・円売りがやや強まった海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は107円台前半で始まった後、高寄りした日経平均株価がマイナス圏に沈んだことから、一時は円買い・ドル売りが優勢となったものの、引けにかけて株価が持ち直すとともにドルが買い戻され、107円台後半での推移となっている。市場では、イエレンFRB議長の講演を終えて、足元では材料出尽くし感があるため、目先も107円台でもみ合いが続く公算が大きいという。

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