東京外為市況=株価動向を眺めながら、106円台前半

2016/06/09 16:56:44

 9日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。  米国の早期利上げ観測が後退し、日米の金利差が拡大するとの見方が弱まったことから、円買い・ドル売りが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は106円台後半で始まった後、軟調に始まった日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮小したことから、円売り・ドル買いが優勢となる場面も見られたが、欧州株価が軟調に始まったことで、投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが強まったため、106円台前半での推移となっている。

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