東京外為市況=円相場は一時105円台後半

2016/06/13 17:01:45

 週明け13日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。
 欧米の株式市場が下落したことで投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全な通貨とされる円が買われた前週末の海外市場の流れを引き継いで、東京市場は1ドル=106円台半ばで始まった。その後は、東京株式市場が急落したため、一段と円買いの動きが強まり、一時105円台後半を付け、5月3日以来の円高・ドル安水準となった。ただ、取引終盤は持ち高調整のドル買いが見受けられ、106円台前半に水準を戻す展開となった。市場では「今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀金融政策決定会合ではともに金融政策は据え置かれる公算だが、一部参加者からは失望のドル売り・円買いが出る可能性がありそうだ」との指摘が聞かれた。

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