東京外為市況=円はじり高、105円台後半

2016/06/14 17:00:09

 14日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台後半。
 前日の海外市場の流れを引き継いで、東京市場は1ドル=106円付近で始まった。その後は、新たな決め手材料に欠ける事から、106円を挟んでもみ合い推移が続いたが、東京株式市場が1万6000円割れとなったことで、リスク回避的な円買いが見受けられ、一時105円60銭付近まで円高に振れる展開となった。市場筋は「米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合の結果待ちで、様子見ムードが強い」と指摘した。一方で「英国の欧州連合(EU)離脱懸念が強まれば、円は一段高となる可能性がある」との声も聞かれた。

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