東京外為市況=FOMC待ちで動意薄、106円台前半

2016/06/15 17:00:15

 15日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。
 英国の欧州連合(EU)離脱懸念や、世界的な株価下落を受けたリスク回避的な円買いが一服。東京市場は106円台前半で始まった。ただその後は、今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明や、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の会見を前に模様眺めムードが強まり、全般に商いは低調。概ね106円台前半の狭いレンジでの値動きとなった。市場筋は「FOMCでは利上げが見送られる公算が大きいが、イエレン議長が会見で利上げ時期を示唆するかが注目される」と指摘した。

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