東京外為市況=円高は一服、104円台前半

2016/06/17 17:00:20

 週末17日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=104円台前半。
 前日に一時1ドル=103円台まで円高が進行した反動から、ポジション調整のドル買い・円売りが先行し、朝方の東京市場は104円台後半で推移した。麻生財務相が「一方に偏ったかつ急激な投機的な動きが見られ、極めて憂慮している」とし円高進行を牽制したことも材料視された。ただ、日銀による為替介入は困難との見方や、英国の欧州連合(EU)離脱懸念を背景としたリスク回避的な円買いも根強く、円はじり高の展開。取引終盤は104円台前半での値動きとなった。市場では「来週21、22日にイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を控えており、議長が7月利上げの可能性を示唆するかが注目される」との声が聞かれた。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ