東京外為市況=リスク回避ムードが継続する中、102円近辺

2016/06/27 16:57:22

 週明け27日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=102円近辺。
 英国の欧州連合(EU)離脱決定を受け、リスク回避の動きが一気に広がり、安全資産とされる円が買われた前週末の地合いを引き継ぎ、円相場は102円台前半で始まった後、朝方に安倍首相も出席した政府・日銀の緊急会合が開かれ、一部には介入警戒感も浮上したが、何事もなく終わったことで、ドル売り・円買いが先行し、一時は101円台半ばを付ける場面も見られたが、日経平均株価が堅調となったことでドルが買い戻され、102円近辺での推移となっている。市場では、英国のEU離脱決定を受けてポンドが売られやすくなっている一方、安全資産とされる円は引き続き買われやすい地合いにあるため、目先も円高基調の継続が予想されるという。

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